特殊詐欺の被害を防ごうと、岡山市の高校生が注意を呼び掛けるポスターなどを郵便局に貼り出しました。
岡山東山郵便局で啓発活動を行ったのは、ボランティア活動に取り組む山陽学園高校JRC部の部員5人です。
JRC部は2022年7月、岡山中央警察署から「特殊詐欺撃退ユースチーム」に任命されています。
生徒は「その電話 詐欺ではありませんか？」などのメッセージをATMに貼ったり、啓発のポスターを郵便局の中に掲示したりしました。
（山陽学園高校JRC部／森原初菜 部長）
「地域の皆さまが詐欺に遭わないように、防ぎたいという気持ちでやらせていただいた」
警察によりますと岡山県では、2022年の1年間で前の年より45件多い159件の特殊詐欺被害が確認されていて、被害額は約3億1600万円にのぼっています。
（岡山中央警察署 生活安全課 企画係／福島大輔 係長）
「電話が掛かってきても、すぐに振り込めというのは実際にはないので、このようなポップを見ていただいて、おかしいなと気付いてほしい」
