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「まず詐欺と疑って」金融機関で防犯意識を高める研修会 警察と協力し特殊詐欺の被害減少へ 岡山市

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 職員の防犯意識を高め特殊詐欺などの被害防止につなげようと、岡山市の金融機関で研修会が開かれました。

 JAバンク岡山が2015年から毎年開いているもので、11日は会場とオンラインあわせて約50人の職員が参加しました。

 研修会では岡山県警察本部の警部が講演し、「犯人は次々と新しい手口で犯行に及ぶため、対策を常に講じ続けないといけない」とした上で、「電話で話しながらATMを操作する客を見たらまず詐欺と疑って、積極的に声をかけてほしい」などと協力を訴えました。

 岡山県警によると、2022年1月から8月末までに岡山県では107件の特殊詐欺が認知されていて、被害額は約2億3000万円に上っています。いずれも2021年の同じ時期を上回っていて、特に、発生件数は2021年1年間の114件に迫っています。

(農林中央金庫岡山支店/大山知輝 副支店長)
「『こういう形で利用者の方が詐欺に遭う可能性がある』ということで注意喚起を常にやっていく必要があると感じました」

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