香川県の伝統工芸「香川漆芸」の3つの技法にスポットをあてた作品展が高松市で開かれています。
鮮やかな色合いやきめ細やかな絵柄が特徴の香川漆芸を身近に感じてもらおうと香川県漆芸研究所が主催しました。
その代表的な技法である「蒟醤・存清・彫漆」で作られた作品8点とそれぞれの工程が展示されています
人間国宝・音丸耕堂さんの作品「彫漆紫陽花香合」は、彫漆の技法を用い作ったもので、色のついた何層もの漆を彫刻刀で彫り、表面を削ることで立体的かつ鮮やかな色合いが浮かび上がっています。
「さぬき漆芸 三技法展」は高松市の香川県文化会館で5月21日まで開かれています。