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伝統工芸「香川漆芸」の後継者を育成へ! 漆芸研究所でオープンキャンパス

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 伝統工芸「香川漆芸」の後継者を育成しようと「香川県漆芸研究所」がオープンキャンパスを開きました。

 2023年度の研究生募集に先立ち、入所を検討している人を対象に行ったものです。県内外から4人が参加しました。

 職員から香川漆芸の特徴や制作工程について説明を受けた後、香川漆芸の伝統的な技法「彫漆(ちょうしつ)」の彫りを体験しました。

 「彫漆」は板に塗り重ねた漆に彫刻刀で模様を彫っていく伝統的な技法のひとつです。彫刻刀を持つ手には力を入れすぎないことや板をまわしながら彫ると丸く彫りやすいことなどを教わっていました。

(参加者は―)
「京都府から来ました。今は漆をやるのが楽しいのでこのまま続けたいなと思っています」
「将来、香川の伝統工芸に携われる仕事に就けたらなと思っています」

 「香川県漆芸研究所」の2023年度の定員は10人で願書の受け付けは10月21日から始まります。

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