2023年9月に開館する新しい市民会館「岡山芸術創造劇場ハレノワ」をPRしようと、ラッピング電車の運行が始まりました。
岡山電気軌道の路面電車にカラフルなラッピングが施されています。
9月1日にグランドオープンを迎える「岡山芸術創造劇場ハレノワ」をPRするもので、岡山市などが企画しました。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「いかにもウキウキするデザインですよね、盛り上げて、9月1日に持っていければと思っています」
市民らの期待感を高めようと、27日から2024年3月10日まで東山線で運行します。
(記者リポート)
「こちらにもハレノワ前と追加されています」
ハレノワに最も近い東山線の西大寺町駅は「西大寺町・ 岡山芸術創造劇場ハレノワ前」と名前が変わりました。
このエリアでは2023年2月、大中小3つの劇場を備えるハレノワを中心としたマンションや店舗が集まる複合施設「ハレミライ千日前」が完成しました。
周辺にある商店街などへの集客や岡山市中心部の回遊性を高める役割も期待されています。
(近くでカラオケパブを経営)
「人通りがね、ちょっと多くなってきている感じがしますよ」
(近くで喫茶店を経営)
「僕らも千載一遇のチャンスとしてとらえている。どうやってお客様に喜んでもらおうかと、それを今度は一生懸命考えていきたい」
(ハレノワ近くに勤務)
「新しいのができて、またにぎわいができればいいかなと思います」
ハレノワの横の通りで電線を地中に埋める工事が進められるなど、街の様子にも変化が現れています。
(再開発組合/難波正治 理事長)
「人の流れは変わってくるでしょうね。これからはマンションだけでもすごい人が住みますので、かなりの人がこの町内に増えてくると思います。現在(商店街には)空き店舗が何店かありますけど、6月が過ぎて街並みがきれいになってくると、店舗をきれいにして貸そうかという話を聞いています」