2023年9月にグランドオープンする岡山芸術創造劇場「ハレノワ」を多くの自治体に活用してもらおうと岡山市が内覧会を開きました。
岡山市北区の千日前地区で整備が進んでいる「ハレノワ」。内覧会に参加したのは岡山市と地域活性化などで連携している11の自治体の市長や町長らです。
参加者らは草加叔也劇場長の案内で1753席が設けられた大劇場など3つの劇場を見て回りました。
視察の途中、オペラが趣味という瀬戸内市の武久市長が、岡山市の大森市長に勧められて「荒城の月」を独唱しました。
(瀬戸内市/武久顕也 市長)
「この美しい会場で声を出させてもらったのは一生の思い出になります。ありがとうございます。われわれもいろんな音楽関係の催しやパフォーマンス、舞台もしていますので、皆さんがこういう大きなホールで挑戦してみたいという時にどんどんチャレンジしていただけるんじゃないかと思います」
岡山市は「ハレノワ」を文化の拠点としてさまざまな市町村にも活用してもらいたいとしています。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「県民全体に使っていただいて全体の文化の向上につながるんではないかなと思っています。相当ハイグレードな施設ができています。われわれだけで楽しむというのはもったいないなと思っています」
「ハレノワ」の総事業費は約265億円です。現在、備品の搬入やスタッフの研修が進んでいて、2023年9月1日にグランドオープンする予定です。