災害が起こった時に自分や周りの人を助けるため、「便利な知識」を学ぶ研修会が10日、香川県社会福祉センター(高松市番町)で開かれました。日本赤十字社が開いたもので、高校生から80代まで防災ボランティアに関心を持つ約40人が参加しました。
「非常食用のお米を炊く訓練」では、耐熱性のポリエチレン袋と紙コップを使います。うまく炊くコツは袋の中に空気を残さないことと、上の方でしっかりしばること。沸騰したお湯に30分入れて15分ほど蒸らすことで簡単にお米が炊きあがります。
耐熱性の袋はお皿の代わりとして非常用に使うこともできます。
日本赤十字社では、地震や豪雨などの災害はいつどこで起こってもおかしくないとしていて、日頃から対策や知識を深めてほしいとしています。