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小学生と地域住民が避難所運営をゲームで体験 大規模災害に備え住民主体の防災対策を 岡山・瀬戸内市

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 岡山県瀬戸内市で地域の住民と小学生が、ゲームを通じて災害時の避難所運営について学びました。

 大規模な災害に備え、住民主体の防災対策に取り組んでもらおうと、瀬戸内市が実施しました。美和小学校の児童14人と地域の住民16人が参加し、避難所の開設や運営についてゲーム形式で学びました。

 ゲームのカードには、避難所で起こるさまざまな出来事や課題が書かれています。

 多くの人が共同生活を送る避難所をスムーズに運営するためにはどんな工夫が必要か、大人と子どもが協力してアイデアを出し合います。

(参加した児童は―)
「感染症を持った人とか咳をしている人とかの場所を考えるのが大変」
(参加した地域住民は―)
「大人たちで話してたんですけど、ほんまに来たら行政さんも手いっぱいで、結局地域がやるしかないなみたいな、子どもたちより大人の方がもっと勉強になりましたね」

 瀬戸内市では、小学校の校区単位で地域住民が集まり、防災に取り組む体制づくりを目指しています。12月には美和小学校に避難所を開設し、避難した人を受け入れる訓練を行う予定です。

(瀬戸内市 危機管理課/園田將人 主任)
「『公助』と合わせて、自分の身は自分で守る『自助』と、地域の方で協力し合って助け合う『共助』というところの、『自助』と『共助』の力を高めてもらえるように、こういった取り組みを進めていきたいと思っています」

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