岡山大学の研修で日本の授業方法を学んでいるアフリカの先生らが岡山市の小学校を見学しました。
岡山大学教育学部付属小学校を訪れたのは、南アフリカやモザンビークなど8カ国の理科と数学の先生らで、3年生の理科の授業を見学しました。
児童たちは、「ゴムの力を調節して車を台の上に止める実験」を行い、グループで話し合いました。
この研修はJICAの依頼で2008年から行っていて、理科の授業の研修をしているのは岡山大学と北海道教育大学の2カ所だけだということです。
(ボツワナの小学校理科教員/キングさん)
「先生はサポート役で、子どもたちが自主的に実験に参加し、自分たちで発見していたことがすばらしかった。先生は子どもたちを自由にさせていたことが印象的だった」
岡山大学の喜多雅一名誉教授によりますと「理数科の学力向上が国の経済発展につながる傾向がある」ということです。
アフリカの先生らは、7月28日まで岡山大学で研修を受けて帰国し、学んだことを生かして授業を行う予定です。