病気の子どもたちを勇気づける人形「キワニスドール」を岡山市の高校生が作りました。
岡山キワニスクラブの呼び掛けで岡山南高校の家庭クラブの生徒が3年前から行っていて、12日は約40人が参加しました。
「キワニスドール」は白い布に綿を詰めた身長40cmほどの人形です。1988年にオーストラリアで初めて作られました。
病気の子どもたちが好きな人の顔を描いたりしてそばに置き、心の支えなどにします。医師が子どもに治療の説明をする時にも使います。
(製作した生徒は―)
「このキワニスドールで少しでも元気が出たらいいなっていう思いを込めて作っています」
(岡山キワニスクラブ/二宗貴志さん)
「(キワニスドールで)子どもたちに力をつけていただいて病気というものを克服していただきたいと思います」
製作した56個の「キワニスドール」は岡山キワニスクラブを通じて県内の医療機関などに贈られます。