夏の高校野球・岡山大会。18日、マスカットスタジアムの第1試合では、倉敷翠松がシード校・おかやま山陽と対戦しました。
翠松のエース家島大和(えじま・やまと)。13日の1回戦(対岡山県美作)では「左ふくらはぎ」がつり、6回途中で降板しました。
(倉敷翠松/家島大和 投手[3年])
「足をつった後に痛めてなかなか練習できなかった」
2日後の2回戦(対津山)、家島は出場できませんでしたが、仲間たちが夏をつないでくれました。
(倉敷翠松/家島大和 投手[3年])
「みんな打ってくれて、すごくうれしかったです」
シード校・おかやま山陽に挑む3回戦。万全の状態ではないものの、家島が先発のマウンドに上がります。
その立ち上がり、家島は先頭バッターにフォアボールを与えますが、バックの好守もあり、無失点で切り抜けます。
その後、3回までは毎回ランナーを出しながらも山陽の強力打線に得点を許しません。
4回、翠松の攻撃。先頭の家島がヒットで出塁。続く富山もヒットを放ち、2塁1塁とチャンスを広げます。
しかしここは、山陽先発の2年生・三宅に、後続が三振・併殺打と抑え込まれ、得点を奪うことができません。
4回ウラ、翠松の家島は3塁にランナーを進められると、山陽の4番・飯田にセンターオーバーのタイムリースリーベースを浴びて先制を許します。
家島は、この回さらに2失点。この回でマウンドを降り、ライトの守備に回ります。
反撃したい翠松でしたが、山陽の投手リレーの前に得点を奪うことができませんでした。
【おかやま山陽 4-0 倉敷翠松】
(倉敷翠松/家島大和 投手[3年])
「去年、先輩の代で投げて負けたんで、今年は自分の代って思ってたんですけど、負けてしまった。楽しかったです。いいチームでした」