岡山県のバス事業者4社は8月1日から、希望した運転手は日光のまぶしさを防ぐサングラスを着用して運転することにしました。
運転手がサングラスを着用して運転するのは、両備バス、東備バス、中国バス、井笠バスの4社です。
両備バスによりますと、バスの運転手は西日など日光のまぶしさを感じながら運転していて、目の負担になっていました。
そこで、両備バスと中国バスは運転手がまぶしさを抑える偏光レンズを使ったサングラスをかけて運転し、乗客の印象などを調べる実証実験を4月から5月に行いました。
両備バスが乗客にとったアンケートでは、「印象が良くない」と答えた乗客はわずか3%で、「目が命の運転手の目を守ることは必要」「見た目より安全運転が大切」など、サングラス着用に肯定的な意見が大半を占めました。
また運転手からも「目の疲れが全然違う」「運行しやすかった」などの感想が多くあったということです。
両備バスでは、全運転手のうち約1割がサングラスを着用して乗務にあたるということです。