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バス運転手が偏光サングラス着用の実証実験 視認性向上や疲労軽減へ 岡山市

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 24日から岡山市でバスの運転手が日光のまぶしさを防ぐサングラスを着用して運転する実証実験が始まりました。

(両備バスカンパニー 西大寺営業所/田淵勉さん)
「本日から(偏光)サングラスの着用実験を始めます。こちら眼鏡(偏光サングラス)、引き続き安全運転でお願いします」

 実証実験を始めたのは岡山市の両備バスカンパニーです。

 まぶしさ・ぎらつきを抑える偏光レンズを使ったサングラスをかけることにより、視認性を向上させて運転手の疲労軽減などにつなげようというものです。

 実験に使われるサングラスは眼鏡の上からでもかけられるタイプや、レンズの跳ね上げタイプなど3種類で西大寺など4つの営業所で希望する運転手が着用します。

 偏光サングラスはJR西日本がすでに列車の運転士に導入しています。

 両備バスカンパニーによると、バスの運転手への実証実験は中四国地方では初めてということです。

(両備バスカンパニー 乗務担当社員/金重慎さん)
「きょうは日が出ていないので、まだ何とも言えないところはあるんですけども、特に色が違って見えるとかそういったことはありませんでした。夕方、西に向かって走る時が一番まぶしいので、そういった時にかけてみて効果を実感してみたいと思います」

(両備バスカンパニー 西大寺営業所/香川賢太さん)
「お客様に対しても、よりホスピタリティあふれる優しい接客対応、マイク案内で、着けていても怖くない、運転外部の方にも優しい運転をして、できるだけご理解をいただこうということで、この度、乗務員にも指示をしております」

 実証実験は5月21日まで行われ、運転手の感想や乗客のアンケート結果などを基に導入するかどうかを判断するということです。

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