夏の甲子園、岡山代表のおかやま山陽が日大山形を下し甲子園初勝利を上げました。この試合では4番が攻守に活躍しました!
学校創立100周年のメモリアルイヤーの山陽。4番を務めるのはキャッチャーの土井研照(3年)です。土井は岡山大会では5試合で打率2割2分2厘と振るわず、悔しさを胸に甲子園に乗り込みました。
甲子園の初戦。3回、2点を追う山陽は、4番・土井がレフトへのヒットでチャンスを広げるも、後続が倒れてこの回は無得点に終わります。
それでも4回の守備、キャッチャー・土井が相手の盗塁を阻止し、ピンチの芽を土井が摘み取ります。
(土井選手の父/規裕さん)
「今のプレーで流れが変わってくれるのを信じています」
ピンチの後にはチャンスあり。山陽は4回ウラ、日大山形のエラーで同点とします。なおもランナーを2塁に置いた場面で土井が右中間にタイムリーツーベースを放ち勝ち越しに成功します。
(土井選手の父/規裕さん)
「いや~、もう最高です!最高です!」
(土井選手の祖父/利宣さん)
「もうグーグー。ありがとう、ありがとう。もう涙が出る」
4番・土井のバットに勢いづいた山陽は、その後も日大山形から得点を重ね、17安打9得点。
守ってはキャッチャー・土井が3人の投手をリードし、日大山形打線を2点に抑え、山陽が記念すべき年に「甲子園1勝」という新たな歴史を刻みました!
【おかやま山陽 9-2 日大山形】
(土井選手の祖父/利宣さん)
「念願の孫の勝利が甲子園1勝できました。ありがとうございます」
(土井選手の父/規裕さん)
「いやーやりました。やってくれました。きょうも頼もしく、いいプレーいいバッティングができたと思います」
(おかやま山陽/土井研照 選手[3年])
「県大会、自分のせいで苦しい試合多かったので、甲子園では少しでも役に立てればなと思って打てたので良かったと思います」