原油価格や燃料費などの高騰で苦しんでいる中小企業を守ろうと、岡山商工会議所などが岡山市長に支援を求めました。
岡山商工会議所の松田久会頭が、岡山市の大森雅夫市長に支援を求める要望書を手渡しました。
要望書では、原油価格や燃料費などの高騰で「物価高倒産」が増える恐れがあるとして、空調やLED、重機などの省エネ機器を購入するときに、補助金を出すよう求めています。
岡山市は2023年6月に省エネ機器の購入に関する補助金の申請を受け付けましたが、5億円の予算を大幅に上回る申請があったため、申請した企業のうち4割ほどにしか行き届かなかったということです。
(岡山商工会議所/松田久 会頭)
「あまりにもいろんなものの高騰が早くて追いついていけない。手立てをどうやるか一緒に話をしていきながら、行政と進めていければ」
(岡山市/大森雅夫 市長)
「民間企業の方々は困っている状態であります。すぐにでも執行できるようにやっていきたい」