高知県の早明浦ダムの貯水率が低下しています。渇水の象徴、旧大川村役場は17日から建物の上部が見え始めました。
(松木梨菜リポート)
「高知県の早明浦ダムは岩肌がむき出しになっていて水位が下がっています。私が立っているこの場所は通常ですと水に浸かっています。そして渇水になると姿をあらわす旧大川村役場も顔を出した状態になっています」
平年値にあたる貯水率80%の状態と比べると……
水位はかなり低下しています。19日午前0時時点の貯水率は35.5%で平年値を45ポイントほど下回っています。
(水資源機構 吉野川上流総合管理所/高良朝幸 副所長)
「夏場にここまで下がるのは久しぶりになります」
早明浦ダムを管理している水資源機構によりますと、2026年7月以降、ダム周辺での降雨量はかなり少なくなっています。
平年ですと早明浦ダム周辺では7月、8月は月に390ミリを超える降雨量がありますが、7月は平年の3割ほどです。8月は19日午前0時時点で平年の2割ほどにとどまっています。
(水資源機構 吉野川上流総合管理所/高良朝幸副所長)
「平成20年に第4次取水制限に入っているのが最後になります。(吉野川)水利用連絡協議会での協議結果になりますけれどもさらなる取水制限の強化が予想されます」
今後、恵みの雨は
19日に第3次取水制限に入りましたが今後、恵みの雨は降るのでしょうか。
ウェザーニューズによると、現時点で早明浦ダム周辺では8月いっぱい、まとまった雨は降らない見通しだということです。
毎日1.5から2%ほど貯水率が下がっていて、この状態が続くと8月28日ごろには第4次取水制限の目安となる貯水率15%に近付くとみられます。
今後、取水制限が強化されるか分かりませんが、引き続き節水に取り組めたらと思います。