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子どもを残し車を離れたことのある人は54.9%…子どもの車内放置を防ぐには? JAF「確認せざるを得なくなるように仕向けて」

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 車に置き去られた子どもが死亡する事件は全国で起きています。防ぐためにどんなことが必要か専門家に聞きました。

(JAF岡山支部/建部 拓さん)
「(子どもの位置が)運転席の後ろ側っていうことになると、どうしても(運転手が)そのまま降りてしまったら見落としがちにはなります。お子さんのところに行って確認せざるを得なくなるように仕向けていく」

 JAF岡山支部の建部拓さんは後部座席の確認を忘れないためには仕組み作りが重要だと話します。

(記者リポート)
「子どもの近くに貴重品などの荷物を置いておくと、後部座席のドアを開けることになるので、子どもの存在に気付きやすいということです」

 他にも、子どもが座る位置を助手席の後ろにすると、運転手が助手席に荷物を置いたり取ったりするときに子どもが目に入りやすいそうです。

 JAFが2023年4月に発表した調査によると、12歳以下の子どもを残して車を離れたことのある人は54.9%でした。その中で最も多かった理由が「すぐ戻るから」で54.8%、「子どもが乗っていることをつい忘れてしまった」は1.5%でした。

(JAF岡山支部/建部 拓さん)
「この機会にご自身もそういう時どうするか、荷物を後ろに置くとかやり始めていただくご家庭が増えるだけで、そういう事故は減らせる方向になっていく」

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