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香川で生まれたオリーブ「香オリ3号」初収穫 新ブランドとして期待

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 香川県で生まれた新しい品種のオリーブが初めて収穫の時期を迎えました。

 香川県では70年以上前からオリーブの研究が続けられています。その中で生まれた果実加工・オイル用の品種『香オリ3号』とオイル用の品種『香オリ5号』が、2021年3月に品種登録されました。日本でオリーブが品種登録されるのは初めてでした。

 2023年10月、小豆島町の農園では、2021年に苗木を植えた「香オリ3号」が、初めての収穫時期を迎えました。

 「香オリ3号」は、香川県で主に生産されている「ミッション種」よりも実が大きく、実が黒ずんでしぼんでしまう病気「炭そ病」に強いのが特徴です。

(記者リポート)
「オリーブの『香オリ3号』の新漬けです。かなり大きく感じます。実がとってもしっかりしていて、でも癖がなくて、とても食べやすいです」

 『香オリ3号』は、小豆島などの農家32人が約2.7haの農地で育てています。2023年の収穫した実は、主にPR用に使用され、2024年以降は、一般への販売を目指しています。

(「香オリ3号」を生産/畑口欣哉さん)
「かなり大きな実がなるんで、新漬け用にした場合の見栄えとかいう点では、他の品種と差別化できるんではないかなと思っています。香川のオリーブの新たなブランド品として、売り出していければなと」

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