アートで岡山県北部の活性化を図ろうというプロジェクト「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が2024年の秋に開催されます。
この芸術祭を盛り上げようと、県北の特産品をふんだんに使った2種類の特製パフェが完成し、16日にお披露目されました。
パフェを開発したのは、2023年1月にフランスで開かれた洋菓子コンテストで、リーダーとして日本チームを1位に導いた岡山県美咲町出身のパティシエ・鈴鹿成年さんです。
(特製パフェを開発したパティシエ/鈴鹿成年さん)
「この県北エリアの象徴になるようなものであるとか、特産品であるとか、そういったものを含めたパフェを開発させていただいております」
(記者リポート)
「こちらの『パルフェ レザン』(3000円)は、ピオーネとシャインマスカットがふんだんに使われているぜいたくなパフェです。温かいブドウのソースがかかって、とてもフルーティーなおいしさです」
もう一つの「パルフェ ポワール・マロン」(3000円)は、キャラメルの濃厚な風味と栗の香り、梨のみずみずしさを味わえるパフェです。
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は、2024年9月28日から11月24日まで開かれます。開催エリアは県北部の12市町村で、このうち津山市、新見市など5つの市や町にアート作品が展示されます。
特製パフェは、プレイベントとして10月19日から12月中旬まで、津山市の「THE HILLS HOUSE TSUYAMA」で限定販売されます。
実行委員会事務局は、2024年の芸術祭本番では、さらにブラッシュアップしたパフェを多くの人に楽しんでもらいたいとしています。
(森の芸術祭 晴れの国・岡山 実行委員会事務局/山崎玄 事務局次長)
「芸術祭の大きなテーマである森、森の豊かさそれと関わる地元の豊かな産品、これを味わっていただければと思います」