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香川県民のソウルフード「讃岐うどん」と「あん餅雑煮」が合体!? 岡山・香川の郷土を感じる料理を紹介【ほっとマルシェ】

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 岡山・香川の注目のグルメを紹介する「ほっとマルシェ」。「文化の日」の11月3日は、岡山・香川の「郷土を感じられる料理」をご紹介します!

讃岐うどん×あん餅雑煮

 「讃岐うどん」と「あん餅雑煮」。どちらも香川県民のソウルフードですよね。この2つを同時に味わえるお店があります。

 観音寺市流岡町の「本場かなくま餅 福田」は約100年前にお餅店として創業しました。

(本場かなくま餅 福田 4代目/福田宏明さん)
「私の父親の代からうどんを手打ちでするようになりまして、それからうどんとお餅の両方を出すお店として今に至ります。やっぱり、お餅とうどんが両方楽しめる『アン雑煮うどん』が一番人気ですね」

 「アン雑煮うどん」に使用するあん餅は、販売しているものより少し小ぶりです。

 うどんは、しっかりとコシがあるスタンダードな讃岐うどん。雑煮用の白みそと、かけうどんの「だし」を合わせているので少し塩味があるのがポイントです。

 そして、出来上がったのがこちらの「白みそアン雑煮うどん」です。(740円)

 あん餅の甘さが「白みそ」の塩味によって引き立てられます。また「白みそ」のうま味とうどんの相性もバッチリです。

 このメニューは4代目の宏明さんが考案しました。

(本場かなくま餅 福田 4代目/福田宏明さん)
「僕はいたって真面目に作ってるんですけど、どこにもなかったので面白いんじゃないかという気持ちで作りました」

 「白みそアン雑煮うどん」は、2024年3月までの期間限定で提供する予定です。

 香川県民の2つのソウルフードをミックスした一品は県外の人にも大人気ですよ!

“発祥の店”の蒜山おこわ

 岡山から紹介するのは、真庭市に伝わる郷土料理、「蒜山おこわ」です。

 2021年オープンした蒜山の新たなスポット、「グリーナブル・ヒルゼン」のすぐ隣にある「粋呑房」で味わうことができます。

 看板には「発祥の店」と書かれています。

(粋呑房 店主/湯槇将文さん)
「地元の郷土料理だったんですけど、よそのお客さんにも食べてもらいたいということで、この店から発信を一番最初にしたというのが、この発祥の店いうことで出しています」

 「蒜山おこわ」は、もち米にしょうゆなどで煮た野菜や山菜をたっぷり入れた郷土料理です。蒸している途中に野菜などの煮込み汁を加えて味を深めています。

 こうして出来上がるのが……蒜山の味覚とホクホク食感が楽しめる「蒜山おこわ」です。今のシーズンは栗が入っています。(蒜山おこわ定食 1000円)

(粋呑房 店主/湯槇将文さん)
「(蒜山おこわは)伝統のあるもんなんで、これから先もずっと続けて行きたいし、今まで通りのレシピでやっていますんで、『これをずっと守っていきたいな』いう気持ちがありますね」

 そして、「蒜山おこわ」とともにおすすめなのが「いのしし餃子」(550円)です。猟師でもある湯槇さんが仕留めたイノシシで作るジューシーなジビエ餃子です。

 行楽の秋、足を延ばして真庭市蒜山の味覚を味わってみてはいかがですか。

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