岡山・香川の注目のグルメを紹介する「ほっとマルシェ」。今回は、瀬戸内の海の幸を味わえる料理をご紹介します!
海の幸たっぷり!海鮮丼
岡山から紹介するのは旬の海の幸がたっぷりのった海鮮丼です。
玉野市のシーサイドマート玉野魚市場は、その名の通り市場が営むお食事処です。
並んでいる魚を買って調理してもらうこともできます。
(シーサイドマート 玉野魚市場/佐野泰弘 専務)
「漁師さんが持ってきた魚を朝6時からセリをしております。業者さんおよび私どもの方が買い取って、新鮮なうちに提供できるという仕組みになってます」
お薦めは、海の幸がたっぷりの「海鮮丼定食」です。使う魚は入荷の状況によって変わります。
(シーサイドマート 玉野魚市場/佐野泰弘 専務)
「漁師さんが持ってくる魚、全国から届く魚、新鮮なものを提供させていただいております」
この日は、イクラやサーモン、カンパチなど人気のネタを始め、瀬戸内海のタイやオオダコ、たっぷりの釜揚げシラスなど12種類がのせられました。
そして、しょうゆにノリを加えたオリジナルのタレでいただきます!サワラとタイのあら汁も絶品ですよ。
(シーサイドマート 玉野魚市場/佐野泰弘 専務)
「これから涼しくなると、味も脂もちゃんとのってきてますのでね、これからはいい時期だと思います」
定食などの食事は木曜日から日曜日に楽しめます。深まる秋、旬の海の幸を味わってみてはいかがでしょうか。
一工夫したお寿司
香川から紹介するのは瀬戸内海の旬の魚介を使った「一工夫したお寿司」です。
高松市木太町の「六花扇」は、ネタにこだわり、毎朝、店主が魚介を買い付けています。
(六花扇 店主/新崎雄一さん)
「当店はおまかせ握りがおすすめです。しょうゆをつけず、そのままで召し上がっていただけるように一工夫しています」
そこで、瀬戸内の魚介を「おまかせ」で握ってもらいました。
「カマス」は、2日間寝かせて熟成させたあと…皮目をさっと炙り、赤酢のシャリで握ります。
赤酢を使うと香りがよく、まろやかな味わいのシャリになります。仕上げに「煮切りしょうゆ」をぬっています。
「シズ」は、切り身を「白板昆布」で包み、2日間寝かせて、味をしっかりと染み込ませています。
「タイ」も0℃から2℃の温度で3日間熟成させています。
(六花扇 店主/新崎雄一さん)
「ネタにもよりますけど、寝かした方が甘味、うま味が出ておいしくなります」
六花扇の一工夫は熟成させるだけじゃないんです。
「アオリイカ」は、なんと50以上も切り込みを入れています。この回数が多いほど、甘味が増すそうです。
瀬戸内の魚介のおいしさを再確認させてくれるお寿司ですよ!