香川県三豊市の四国霊場70番札所 本山寺で修復していた五重塔の完成を祝う法要がありました。
本山寺の五重塔は三豊市指定の有形文化財で、高さが約31m、細長い形が特徴です。
5日は烏帽子や冠をかぶった稚児行列が仁王門から本殿まで練り歩いた後、五重塔の1階に大日如来を奉納し、本山寺にゆかりのある僧侶15人が約1時間お経を唱えて、修理の完了を祝いました。
本山寺の五重塔は、1910年の再建から100年以上が経過し、倒壊の恐れがあったことから8年前から解体保存修理を進めていました。
(本山寺/長田実生 住職)
「古い建物ですから絶えず気を付けて、この姿が保たれるようにこれから気を付けていきたい」