明治から大正にかけ政治家・実業家として活躍し、香川県独立の父と言われる中野武営の功績を顕彰するための銅像の制作が着々と進んでいます。
銅像の制作は中野武営顕彰会などが行っていて、依頼を受けた彫刻家の池川直さんが香川県三木町のアトリエで制作を進めています。
銅像の高さは約2m。粘土での造形は終わり、現在、粘土から樹脂で型を取ったものが出来ています。
(彫刻家/池川直さん)
「ブロンズ像の工程は、この樹脂型からもう一度型を抜き、銅・ブロンズを流し込む。手を大きく広げて前進しようとする中野武営像が完成できた」
4日は顕彰会の佐伯会長らも視察に訪れました。
(中野武営顕彰会/佐伯勉 会長)
「感動、感激というより感動ですね」
中野武営の銅像は2024年の夏ごろに完成し、10月初めに高松市の高松城跡に設置される予定です。