明治から大正にかけ政治家・実業家として活躍した「香川県独立の父」中野武営の命日の8日、武営が作詞した「武営節」の踊りが高松市の寺に奉納されました。
香川県出身の中野武営の墓は分骨され、東京と地元の高松市にもあります。亡くなってから105年目にあたる命日の8日、武営の玄孫の中野肇さんと中後まどかさんの2人が高松市浜ノ町にある墓をお参りしました。
中野武営は高松藩出身で明治維新後、政治家・実業家として活躍、廃藩置県後の香川県の独立に尽力し、「香川県独立の父」と呼ばれています。
8日は中野武営顕彰会のメンバーら4人が寺で武営が作詞した「武営節」などの踊りを奉納しました。
(中野武営の玄孫/中野肇さん)
「武営節というのはこれも発掘していただいたような形で。みなさんにそこまで武営のことを考えていただいているというので非常に感慨深い」
2024年10月には、中野武営の銅像が高松城跡にできる予定で、顕彰会が準備を進めています。