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水質検査で暫定目標値の1200倍超の有機フッ素化合物検出 周辺で大型の容器見つかる 岡山・吉備中央町

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 岡山県吉備中央町の浄水場から暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出された問題を受けて、岡山県が10月16日から31日にかけて行った水質検査の結果を11月10日に公表しました。

  吉備中央町の円城浄水場では、2022年10月の検査で暫定目標値(50ng/L)の28倍の有機フッ素化合物が検出され、町は2023年10月から飲料水としての使用を控えるよう呼び掛けています。

 検査は円城浄水場周辺の22地点で実施。最も上流の地点からは暫定目標値の1200倍を超える62000ng/Lの有機フッ素化合物が検出されたということです。

 またその地点から100~200m離れた場所からは、大型の容器が約300個見つかりました。岡山県によると中身は使用済の吸着剤(活性炭)で、検査したところ最大で320ng/Lの有機フッ素化合物が検出されました。
 この場所は県内の企業が借りていて、容器は15年ほど前から置かれていたということです。

 県は専門家の意見を聞くなどして、水質検査で高い値が検出されたこととの関連を調べる方針です。

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