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吉備中央町の浄水場から有機フッ素化合物 岡山県知事「発生源特定へ調査を継続」

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 岡山県吉備中央町の浄水場の水から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出された問題です。岡山県の伊原木知事は、発生源の特定に向け、県として調査を続ける考えを示しました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「対応が遅れたことについては、大変残念に思っています。県も全力でサポートしているところ」

 吉備中央町の円城浄水場で暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出されたことを受け、県は10月16日と19日に周辺で水質調査を行いました。

 浄水場の水源の河平ダムとその上流・下流、あわせて13地点の水を調べたところ、上流を中心に8地点で目標値を超えました。最も高いところでは、目標値の74倍の有機フッ素化合物が検出されました。県は、数値が高かった上流を中心に24日、追加の調査を行いました。

 伊原木知事は、上流に有機フッ素化合物が発生するような工場などが無いことから、「不法投棄により発生した可能性」があると話し、発生源の特定を目指して調査を継続したいとしています。

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