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ローマではなく…「老婆の休日」!ミュージカル上演に向けて高松市の劇団が稽古中 香川

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 2022年に香川県高松市で誕生した劇団が、5月にミュージカルの公演を開きます。本番に向けて劇団員たちは稽古を続けています。

 2022年結成の劇団「玄」。立ち上げたのは、長年演劇に携わってきた蓮井玄雄さん(88)です。

(劇団「玄」主宰/蓮井玄雄さん [88])
「高松市にいろいろ劇団はあるんですけど、ミュージカルの劇団というのがあまりないので。そういう劇団が欲しいなと思いまして」

 劇団員は19歳から71歳までの18人。全員演劇の経験はありません。週に1度、集まって稽古を重ねてきました。

(主人公「昌枝」役/星野あや子さん)
「裏方でいいからお手伝いできることがあって、みんなと一緒にできたらなと思って参加させていただいたんです。この前の舞台の時もセリフもない役だったんで、今回の抜擢には本人が一番驚いております」

 劇団2作目となるミュージカルは、老人ホームが舞台の『老婆の休日』。

 新たに入居してきた女性が鏡に向かって「私をきれいにしてください」と願うと、若返る……というストーリーです。

 主人公の「昌枝」は二人の女性が演じます。歌やダンスを交えながら、「昌枝」が自信と輝きを取り戻していく姿を描いています。

(劇団「玄」主宰/蓮井玄雄さん [88])
「これからの高齢者はもっと夢を持って楽しく、生き生きとした生き方をしていただければと思います」

 ミュージカル「老婆の休日」は5月25日に、高松市のレクザムホール・小ホールで午後2時から上演されます。

(主人公「昌枝」役/栗原みき さん)
「やっている本人たちが楽しくないと見ている方は楽しくないので、自分たちが表現できる全てを出し切って、いいお芝居をお届けできたらと思います」

<問い合わせ>
087-843-5470  劇団「玄」事務局(テイクワン内)
※当日チケット有り

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