吉備中央町は、円城浄水場から供給する水の飲み水としての使用を22日正午に解禁しました。
(吉備中央町/山本雅則 町長)
「本日正午をもちまして使用制限を解除したところです」
町は、10月16日以降、約500世帯、1000人に水道水を飲まないよう求めていました。そして11月2日から円城浄水場や排水管など町内49カ所で継続的に水質検査を行っていました。
20日までに全ての地点で有機フッ素化合物がほとんど検出されなくなったため、安全性が確認できたとしています。
町は、問題発覚以降、円城浄水場の水源のダムを切り替えたり、活性炭を入れ替えたりして復旧を進めていました。
住民には町内放送などで知らせていて、しばらく使っていない蛇口については、水を5分程度流し続けた後に飲んでほしいとしています。