新型コロナウイルスが5類感染症に移行して初めての年末年始を迎えます。岡山市のホテルや飲食店からは「年末年始の動きが早い」という声も聞かれます。
(街の人は―)
Q.年末年始は?
「去年コロナになっちゃって年末年始、なので今年はちょっと外に出れたらなと思っています」
「旅行、温泉とか行けたらうれしいですね」
「今年は特別無いんです。どこ行ってもたぶん皆さん混むと思うので」
「がっつり仕事です。逆に忙しくなった感じです」
「神戸に息子がいるんですけど、むこうも新型コロナウイルスで岡山に帰ってこられなかったので、今回正月に行ってみようかなと」
岡山市の旅行代理店「リョービツアーズ」。年末年始の旅行の予約が早くから入っているそうです。
(リョービツアーズ/坂本欣子さん)
「夏終わりぐらいからだんだんと年末年始、冬休みの予約が入ってきた状況でした」
坂本さんによりますと、件数もコロナ禍前の水準に戻っているそうです。国内・海外合わせて2022年の同時期と比べ約20%増えているということです。
リョービツアーズでは、円安の影響で海外旅行よりも国内旅行の予約が伸びていて、2泊3日で12万円から13万円くらいのツアーが人気だそうです。
(リョービツアーズ/坂本欣子さん)
「私が思いますに、やっぱり皆さん3年間我慢していらっしゃったんだと思うんです。我慢してたので今年はもう旅行に行ってもいいんじゃないかな、みんなで楽しみたいみたいなと思われたんじゃないかなと思っています」
岡山市のホテルグランヴィア岡山でも宿泊の予約が伸びています。
(ホテルグランヴィア岡山 宿泊部/柳野裕志 担当部長)
「帰省をされるお客さまを中心に予約が伸びてきておりまして、近年では地元のお客さまも年末年始をホテルでゆっくりと過ごされるという方々も増えてきています」
柳野さんによりますと、年末年始の宿泊予約は2022年の同時期に比べ10%ほど増えていて、コロナ禍前の約95%まで回復しているということです
また、コロナ禍で中止していたカニ料理のバイキングの予約の受け付けを始めたところ満席の日も出ているそうです。
(ホテルグランヴィア岡山 宿泊部/柳野裕志 担当部長)
「前年と比べて予約も順調に伸びてきているというところもありますので、早めにご計画されるお客さまが増えているというふうに考えております」