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おせち料理の予約販売始まる コロナ5類移行初のお正月に向け大人数用の商品を強化 物価高騰で平均価格は前年より約5%値上がり 岡山市

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 2023年もあと100日ほどになりました。コロナの5類移行後初のお正月に向け、岡山市のデパートでおせち料理の予約販売が始まりました。

 岡山髙島屋の特設コーナーには開店と同時に予約する人の列ができました。2023年は約900種類のおせちの予約を受け付けます。

(予約に訪れた人は―)
「早く来ないと、数が決まっているから過去に一度売り切れたことがある。見るのが楽しみ、カタログを」
「一扇(日本料理店)のは期待しています。主人、息子たち、孫……足らんと思います」

 新型コロナの位置付けが5類に移行後、初めて迎えるお正月。岡山髙島屋では、多くの親族や友人らが集まることを想定し、三段重など大人数用の商品を強化したということです。

 こちらは和、洋、中、子ども用などの中から好みや家族構成に合わせて一段ずつ選べるおせちです。

 2023年初登場したのはペット用のおせちです。国産ウナギの白焼きなどが入った豪華な詰め合わせです。

 さまざまな原材料費などが高騰している影響で、平均価格は、前の年より約5%値上がりしているということです。

(岡山髙島屋 販売部/髙津真琴 課長)
「値上がりしているおせちもあります。素材にこだわっているという部分では致し方ないと考えていますが、皆さんが楽しんでもらえるようなおせちをバリエーション豊かに用意しています」

 岡山髙島屋では3万円ほどの商品が売れ筋とみていて、前の年の売り上げの10%アップを目指しています。店頭での予約は12月25日までで、おせちの受け取りは大みそかです。

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