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笠岡湾干拓地の農地代問題 百条委員会「適切な処理とは言えない」 岡山

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 岡山県の笠岡湾干拓地の農地代の延滞金処理問題です。笠岡市議会の調査特別委員会、いわゆる百条委員会が「適切な処理とは言えなかった」とする報告書をまとめました。

(笠岡市議会 百条委員会/原田てつよ 委員長)
「証言、資料をもとに調査をし事実確認と委員会としての判断を行いました」

 最終日を迎えた笠岡市議会で百条委員会の原田てつよ委員長が調査結果を報告しました。

 この問題は笠岡湾干拓地の農地代の延滞金を抱える4人の入植者に対し、市が2023年度末をもって延滞金を免除すると伝えたものです。その後、市に対し「公平性に欠ける」と外部から指摘があり、市は支払いを3年間猶予することにしました。

 調査報告書は「市の対応は過去の処理との公平性や整合性が図られていない」などと総括しています。

 市は「内容を確認して今後の対応を検討したい」としています。

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