毎週木曜日はKSBがウェブで配信しているニュースのアクセスランキングをご紹介していますが、今回は「今年(2023年)」のニュースランキングをお伝えします。
以下のニュースが10位から6位に入りました。
6位 6歳が助け求め…両親死亡 7月31日
7位 ミカン長持ちのコツは? 10月18日
8位 中学生の集団 はねられけが 7月21日
9位 器具操作ミスで患者死亡 11月23日
10位 奈良弁で訳の万葉集人気 1月23日
では、トップ5にはどんなュースが入ったのか見ていきましょう!
5位 路上で男性が胸刺され… 7月14日
(記者)
「事件が起きたのは橋の南西側、画面右側です。現在捜査員による鑑識活動が行われています」
5位は、2023年7月に高松市小村町の路上で発生した殺人未遂事件。会社役員の男性(61)を殺害しようとしたとして逮捕されたのは同じ会社の部下の男(50)でした。
4位 遍路宿で発見の俵の中身 2月16日
4位は、高松市の遍路宿の屋根裏から見つかった「米俵」のようなものにまつわる話題です。
この俵は、接待を受けたお遍路さんがお礼として渡すお札を保存するための「俵札」でした。
中身を調べてみると……出てきたのは江戸時代の終わりに書かれたとみられるお札でした。
3位 四国新幹線 岡山ルートに 5月30日
(JR四国/西牧世博 社長)
「『岡山ルート』一本の方が、ハードルは下がるのかなと」
3位は、四国新幹線の実現に向けて四国4県のルート案が、瀬戸大橋を通る「岡山ルート」に一本化されたニュース。
6月の四国知事会議で香川県の池田知事は「4県一丸となった法定調査の実施を国に強く働きかけていきたい」と実現への意気込みを語りました。
2位 小学生カメムシ博士が発見 10月19日
2位は、カメムシが大好きな高松市の小学生が、ずっと探していた「初恋の相手」を見つけたという話題。
これまで60種類以上のカメムシを見つけてきた田村茉織さんがなかなか見つけられなかったのが、「歩く宝石」とも呼ばれている「アカスジキンカメムシ」。
ずっと探していたところ……10月、家族で津山市を訪れたときについに発見しました!
(田村茉織さん[小5])
「アカスジキンカメムシをこのケージに入れられる日が、やっと来たんだな」
ちなみに……茉織さんが見つけた時点ではまだ体の色が黒っぽい「幼虫」でしたが、茉織さんが大切に育てた結果、現在は美しい緑色の成虫に成長しているということです。
1位 人気のスペース なぜ撤去? 3月27日
そして、2023年最も見られたのは、3月、香川県まんのう町で子育て世帯に人気を集めていた交流スペースの設備が撤去されることになったというニュースです。
(利用者は―)
「毎週来てました。もう家に引きこもらないといけなくなっちゃいますよね」
「寂しいし、すごく残念な気持ち」
廃校になった中学校の校舎を活用した「ことなみ未来館」。町民、町外の人を問わず無料で利用できる1階の「談話室」には、子ども向けのおもちゃや漫画などを充実させていて、大勢の親子連れが訪れていました。
しかし、施設の管理運営を行っていた「一般社団法人ことなミライ」と未来館を活動拠点とする住民組織との関係が悪化。
まんのう町は指定管理契約を更新せず4月から町営にし、ことなミライが置いていたおもちゃなどは全て撤去されました。
その後……。「居場所」を求める人たちの声を受け、ことなミライは11月、まんのう町に新たな施設をオープンさせました。
高齢者の介護事業を行う社会福祉法人がデイサービスに使っていたスペースを無償で提供。クラウドファンディングで250万円を超える支援も寄せられました。
未来館の時とは違って利用料を取り、さまざまな世代に長く愛される場所を目指します。
#みんなの居場所 たかしの家
土・日 午前10時半~午後4時半
利用料 1日300円(1歳未満無料)
(ことなミライ 理事/幡多正樹さん)
「僕もすごく心残りがあったので、こういう形でオープンできたのは本当にありがたい。(2024年は)辰年なんで、龍のように昇っていけるような感じの、みんなの思いをつなぐような施設になったらいいなと思っています」