学校法人「就実学園」は、就実短期大学の学生募集について、2024年春の入学生を最後に、2025年度から停止すると発表しました。
就実短期大学には現在、「幼児教育学科」と「生活実践科学科」の2学科が設置されています。
しかし、幼児教育学科(定員100人)は2018年度以降、生活実践科学科(定員80人)は2022年度以降、定員割れの状況が続いています。
就実学園によると、少子化に加えて4年制大学への志望の高まりなどもあって、短期大学の志願者はここ数年、急激に減少しているということです。
これらのことから、就実学園は「短期大学の長期的な維持は困難」と判断。12月21日の理事会で2025年度以降の募集停止を決めたということです。
就実短期大学は1953年に開学し、これまでに約2万3000人が卒業しています。