最大震度7の地震で甚大な被害を受けた石川県を支援しようと、登山家の野口健さんと総社市が協力して寝袋を送るプロジェクトを立ち上げました。
(ピーク・エイド 代表[登山家]/野口健さん)
「寝袋ひとつで助かる命があるとするならば、1日も早く届けたい」
総社市と野口健さんは災害時の支援協定を結んでいて、今回、石川県七尾市から支援の要請があり、寝袋を送ることになりました。
市によりますと被災地の避難所にはエアコンがない場合も多いということです。
(ピーク・エイド 代表[登山家]/野口健さん)
「あすは我が身だということで、どこかで起きたときは助ける、助けたら、いずれ助けてもらえると」
(総社市/片岡聡一 市長)
「これからニーズが変わってくるので、そのニーズに的確に応えていきたい」
野口健さんが代表を務めるNPO法人ピークエイドは寝袋の提供をホームページなどで受け付け、総社市は24時間対応で市役所への持ち込みや郵送を受け付けています。
被災地に送る寝袋は1万個を目標にしているということです。