香川と徳島の県境にある四国霊場六十六番札所「雲辺寺」は、能登半島地震で被災した人を支援しようと支援御朱印を頒布しています。
青色の用紙に白色で文字が書かれたデザインは、石川県のシンボルと似た配色を意識しています。また中心部には、北の方角の守護神の名前「毘沙門天」の文字が書かれています。
御朱印は1000円で、全額被災地への支援金として寄付されます。
これまでに頒布した約200枚分の支援金に加えて、雲辺寺には全国から支援金が送られて来ていて、18日時点で50万円を超える金額が集まったということです。
御朱印は当面の間頒布予定で、集まった支援金は、6月以降、副住職が現地へ届けに行く予定です。
雲辺寺は、「できることは小さいかもしれないが、やろうとしなければ何にもならない。被災地にできることを皆さんが心がけてくれれば」としています。
雲辺寺は、インスタグラムで御朱印を制作する様子などを配信しています。