バレンタインデーに花を贈り合う「フラワーバレンタイン」を広めようと、岡山市役所で花のイベントが開かれています。
岡山市役所で6日始まった花のPRイベント。
(中国四国農政局 園芸特産課/宍倉涼乃さん)
「フラワーバレンタインというのは、バレンタインデーにチョコレートではなく、お花を贈り合おうという運動です」
(記者リポート)
「バレンタインデーは世界で一番花を贈る日。多くの国で花を贈る風習があるということですが……」
(街の人は―)
「バレンタインはチョコとかクッキーとか……」
「(Q.フラワーバレンタインはご存知ですか?)聞いたことなかったです」
女性が男性にチョコレートを贈るという今の日本のバレンタインのスタイルは、高度経済成長期に製菓会社が広めたと言われていて、今も昔もこの時期のデパート売り場は大盛況です。
一方、経済産業省によると、切り花の1世帯あたりの購入額は1997年をピークに右肩下がりとなっています。
農林水産省などは花の消費を拡大しようと、バレンタインデーやホワイトデーといったイベントで花を贈り合うことを提案しています。
会場には、岡山県産のスイートピーやカーネーションを展示したり、花が長持ちする生け方などをパネルで紹介しています。イベントは7日午後3時までです。
(街の人は―)
「男性からお花をもらうってことあんまりないじゃないですか、日本は。もっとお花くれたらいいのにね」
(中国四国農政局 園芸特産課/宍倉涼乃さん)
「フラワーバレンタインはあまり知られていないかもしれませんが、徐々に認知度が上がっていますので、まずはチョコレートの半分くらいを目指して地道に取り組んでいきたいと考えております」