JR西日本が、警報機と遮断機がない「第4種踏切」の安全対策のための新たな設備を玉野市の踏切に設置しました。岡山県での導入は初めてです。
玉野市田井にあるJR宇野線の庄之上踏切。20日は、JRの社員が線路脇に穴を掘り、新たな設備「踏切ゲート-Lite」を設置しました。
「踏切ゲート-Lite」は、警報機と遮断機がない「第4種踏切」を渡るときに一旦停止や左右確認をしてもらおうと、JR西日本が導入を進めているものです。JRによると、「第4種踏切」は2023年3月時点で岡山県に76カ所あります。
踏切に入る時は手でバーを持ち上げ、出るときはバーを持ち上げるか前に押します。
20日は地元の人がさっそく利用していました。
(地元の人は―)
「これがあれば左右を確認しますからね、安全面では前進したんじゃないでしょうか」
JRは、3月末までに岡山県の他の6カ所にも「踏切ゲート-Lite」を設置する予定で、その後も数を増やすということです。