岡山県玉野市の造船所で完成した大型巡視船「はてるま」が、海上保安庁に引き渡されました。
22日、海上保安庁に引き渡された大型巡視船「はてるま」は全長96m、総トン数1500t。
30mmの機関砲や、相手の船に意思を伝える装置を備えています。
玉野市で開かれた式典には乗員ら約60人が参加しました。
三菱重工マリタイムシステムズの調枝和則社長から、海上保安庁の矢頭康彦装備技術部長に引渡書が手渡されると、船に海上保安庁の旗が上がりました。
（海上保安庁／矢頭康彦 装備技術部長）
「我が国の安全確保という尊い任務を確実に遂行することとなります」
「はてるま」は今後、石垣海上保安部に配備され、尖閣諸島をはじめとする沖縄周辺の海域で警備や救助にあたります。
（はてるま／平湯輝久 船長）
「救難業務・取締り業務、災害対応業務、すべての業務に対応できるように準備したい」
