香川県さぬき市のこども園で警察による防犯教室が開かれました。人型ロボット「Pepper(ペッパー)」もお手伝いしました。
(ペッパー)
「きょうは、みんなが知らない人から声を掛けられたり、連れていかれそうになったときにどうすればよいのかお話します」
さぬき警察署とソフトバンクが開いた防犯教室には、春から小学生になる園児27人が参加しました。
「知らない人についていかない」など、犯罪に巻き込まれないための合言葉「いかのおすし」をペッパーが伝えようとしますが……。
(ペッパー)
「知らない人から声を掛けられても絶対に付いて行ったら……(ガクッ)」
途中で「ペッパー」の体調が悪くなってしまい、代わりに警察官が説明しました。
(さぬき警察署/七條数基 警部補)
「少し動揺しました。ははは。初の試みというところで何事も失敗が付きものなんですけど、それにめげずにしっかりできたと思います」
(参加した園児は―)
「ペッパーくんの声がかわいかった」
「知らない人に声を掛けられたら『助けて』って言う」
(ソフトバンク CSR本部/野村美奈さん)
「『がんばってー!』とかそういう声に救われた。子どもがスッと学習してもらえるという意味ではペッパーを使うのはすごく有益かなと思っていて、警察とかとしっかり連携をとってやっていきたい」
ソフトバンクによると「ペッパー」が防犯教室を行うのは四国では初めてで、今後も実施していきたいということです。