高松市の高校で卒業を前にした3年生に向けて先生からサプライズでエールが送られました。
(篠原茉那リポート)
「高校生活の大半がコロナ禍だった生徒たち。あす、卒業式を迎えます」
高松市の高松中央高校で卒業式の予行練習が行われました。
2024年の卒業生、約280人にとって、入学からコロナが5類に移行するまでの2年間はさまざまな制約の中での高校生活でした。
そんな3年生に向けて先生たちからサプライズが!
(先生)
「オリジナルの曲を作って最後に歌ってプレゼントしたいと思います」
(オリジナルソング)
「生きている かがやき Being そう Being 今ぼくはここにいる」
進路指導担当の先生が作詞し、教頭が作曲、音楽の先生が編曲したオリジナルソングです。
歌でエールを送ろうと約1カ月かけて曲を完成させ、1週間前から昼休みにこっそり練習を重ねてきました。
能登半島地震が発生したことも踏まえて、命の大事さを感じる歌詞にしました。
(作詞した先生)
「子どもたちに我々の思いが伝わったのではないかな。これからを生きるという気持ちを心の中にわき起こして元気に巣立っていってほしい」
(高校3年生)
「先生からの愛をあの歌を聞いた時に感じて、この学校にして良かった」
「最初はコロナで制約がいろいろとあったりしてたんですけど、だんだんコロナも解消されて、友達みんなと楽しく3年間充実した生活を送ることができて楽しかった」