高松市消防局の救急車が2023年に出動した件数と搬送した人員が、過去最多になったことが分かりました。
高松市によると、高松市消防局の救急車が2023年に出動した件数は2万7041件でした。前の年から1778件、率にして7.0%の増加です。
特に増えたのは「急病」で、前の年から946件増えました。高松市は、新型コロナやインフルエンザの流行が拡大したことが理由とみています。
搬送人数は、前の年から8.4%(1834人)増えて2万3662人でした。こちらも最も増えたのは「急病」で、8.3%(1113人)増加し、1万4544人でした。
年齢別でみると、「急病」で搬送された人のうち最も多かったのは満65歳以上の高齢者で、1万4544人のうち約6割にあたる9201人でした。