岡山県倉敷市が災害対策を強化するために建設する新しい庁舎の安全祈願祭が行われました。
安全祈願祭は新たな庁舎「防災危機管理センター」が建設される倉敷市役所本庁舎の北側のスペースで行われました。
「防災危機管理センター」は地上3階建てで、震度7クラスの大規模な地震にも耐えられる免震装置を備えています。
これまではばらばらに位置していた防災危機管理室と消防局、水道局などの関連する部署を集約し、連携をとりやすくします。また、浸水を想定して、サーバー室や執務室などは2階以上に配置します。
完成は2025年12月の予定です。
倉敷市は市役所本庁舎の改修も予定していて、防災危機管理センターの建設と合わせた総事業費は約73億円です。
（倉敷市／伊東香織 市長）
「（災害に備えて）日頃からの取り組みができる。そしてさまざまな情報が集まり、そして多くの機関が集まって迅速な災害対応ができる。そういう場所になっていくようにしたい」
