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坂出市に小中一貫校を新設 柔軟で創造的な学習を 2029年度開校目指す 香川

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 少子化と校舎の老朽化に合わせて学校の再編計画を進めている坂出市は、市立東部小、金山小、西庄小と東部中の4校を再編して小中一貫校を新設する方針を固めました。現在の東部小の敷地に新校舎を建設して、2029年4月の開校を目指します。

 新設校のコンセプト案によりますと、9年間の一貫教育を効果的に行えるよう教室を配置し、観察力を高めるアウトドア学習スペースや、協力してアイデアをプロジェクト化するクリエイティブスペースなどを作ります。トイレは洋式で、手洗いは非接触化します。また小中学校の教員の連携を図り、研修施設を整備するとしています。

 1つの校舎に小・中学校が入る「一体型校舎」を建設予定で、2024年度中に建設基本計画をまとめます。

 4校の現在の各学年のクラス数は、小学校で1~2(西庄小3年はクラスなし)、中学校で2~3ですが、4校を再編すれば小学生2~3クラス、中学生3クラス程度にできるということです。

 坂出市は2021年から学校再編の検討委員会を作って協議し、2022年の答申を経て、地元説明会などを進めていました。

 香川県の小中一貫校は、高松市に1校、東かがわ市に3校あります。

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