違法薬物や闇バイトの危険性とその対処法について警察官が高松市の大学で講義を行いました。
(高松北警察署 生活安全課/濱田直樹 警部補)
「闇バイトの募集はアルバイトの募集じゃありません。犯罪の募集です」
15日、高松大学で行われた講義には経営学部の1年生30人が参加しました。
高松北警察署の濱田警部補は違法薬物や闇バイトなどの犯罪に巻き込まれないためにも「SNSでの甘い誘いは犯罪につながっている可能性が高い」と訴えました。
SNSは「闇バイト」犯罪の増加に大きく影響しているといいます。
犯罪グループは「高額報酬」などのうたい文句で若者の射幸心をあおり、匿名性の高いSNSを使って特殊詐欺に巻き込もうとします。
香川県では2023年、覚醒剤などの違法薬物で94人が検挙されました。そのうち20歳未満は10人でSNSを通じて違法薬物を手に入れやすくなったことが背景にあるということです。
(講義を受けた学生は―)
「不安を感じたら家族や警察に相談することが大事」
「断る力を持つことが大事だと思いました」