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薬物使用者の生きづらさや再犯防止を考える 香川県の学生団体がシンポジウム

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 薬物犯罪を犯した人の生きづらさや再犯防止について考えるシンポジウムを香川県の学生団体が開きました。

 香川大学法学部の学生が中心となって犯罪者の再犯防止に向けて活動している「さぬき再犯防止プロジェクト」が企画したものです。

 最新の犯罪白書によると、薬物使用などの罪を犯した人の再犯率は覚醒剤が68.1%など、刑法犯全体の再犯率48.6%を大きく上回っています。

 シンポジウムでは依存症の専門医や回復施設の職員らが登壇し、薬物使用者に対する誤解や偏見をなくし、社会から孤立しない環境を作ることが大切だと訴えました。

(三光病院[県依存症治療拠点機関]/海野順 院長)
「(薬物犯罪について)正しく学ぶということです。イメージだけで決めつけるようなことが過去にあったと思うので、そこの反省は必要だと思います」

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