岡山市の社会福祉施設で重度の障害者にプラネタリウムを楽しんでもらう催しが開かれました。
岡山市の旭川荘療育・医療センターでは、重度の障害があり外出の機会が少ない入所者らに星空を楽しんでもらおうと、プラネタリウムの上映会が初めて開かれました。
(プラネタリウムの上映会)
「これが星空です。本当は皆さんの頭の上に毎日こんなにたくさんの星が輝いて、いつも見守ってくれています」
移動式プラネタリウムの上映会を全国各地で開いている山梨県の一般社団法人「星つむぎの村」が星空を届けました。
入所者らは星をつかむようなしぐさを見せながら、非日常的な空間を楽しんでいました。
(旭川荘で働く医師)
「天井いっぱいに広がる星空は彼らの心に深く刺さったと思います。大きな病院や施設で今まさに病気や障害と闘っている子どもたちにつながることを願っています」
(星つむぎの村/高橋真理子 代表理事)
「本当に一生懸命手をあげている方がいたり、表情がにこにこになっている方もいて、私たちもそういう方たちの姿を見られてうれしい」