岡山県の東備消防組合消防本部の管理職の男性職員が10日、長期にわたり複数の職員に対してパワハラをしたとして懲戒処分を受けました。
停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、50代の管理職の男性職員です。
東備消防組合消防本部によりますと、男性職員は2023年12月から長期にわたり、複数の部下の職員らに対して、威圧的な言動や人格を否定する発言、挨拶の無視などのハラスメント行為を継続的かつ反復して行ったということです。認定された事実は計9件に上り、被害を受けた職員が精神的な不調を訴え、医療機関を受診する事態になったということです。
また、この管理職によるハラスメント行為を是正せず、自身も日常の執務などで個人の尊厳を否定するような言動(モラル・ハラスメント)を行ったなどとして、当時管理職だった60代の男性一般職員を減給10分の1(1カ月)とし、管理監督者1人を戒告処分としました。
東備消防組合管理者である長﨑信行備前市長は「住民の皆様の生命と財産を守るべき消防組織において、言語に絶する極めて遺憾なこと。被害に遭われた関係者、住民の皆様に心より深くお詫び申し上げます」とコメントしました。
今後は、外部の専門家を交えたハラスメント防止研修の徹底や、風通しの良い職場環境の構築に向けた組織改革に直ちに取り組み、全職員一丸となって信頼回復に努めるとしています。