高松市の玉藻公園で江戸時代から伝わる古式泳法「水任流」が披露されました。
「水任流」は、江戸時代に高松藩の初代藩主・松平頼重が水戸から高松に移ったときに伝えたとされる泳ぎの流派で、高松市の無形文化財に指定されています。
松平頼重をしのんで行われた游泳会には「水任流保存会」の11歳から88歳までのメンバーら約30人が玉藻公園の内堀で伝統の泳ぎを披露しました。
ひじを曲げて手を交互に出して泳ぐ「肘抜手游」は、水任流の中では最も難しいとされていて最後に習得する技だそうです。
このほか、立ち泳ぎをしながら絵や文字を書く「水書」や他流派の泳ぎも披露されました。
(参加者最年少・11歳)
「(始めて)3年ぐらいです。(難しいのは)沈みそうなところですかね。(Q.これからは?)続けていきたいです」