立春から数えて88日目の八十八夜に合わせ、高松市の栗林公園で、地元の小学生が新茶の茶摘みを体験しました。
茶摘みを体験したのは、栗林小学校の3年生約180人です。
栗林公園の茶畑は、高松藩五代藩主、松平頼恭の時代に完成したもので、県内で最も古いと言われています。
この体験は、子どものころからお茶に親しんでもらおうと香川県茶業振興協議会が企画しました。
子どもたちは摘み方を教わったあと、茶葉の柔らかい部分を探しながら摘み取っていました。
(小学生は―)
「柔らかいからいっぱいとれる」
「とるのが楽しい」
「お茶派じゃなくて水派なんだけど、お墓のひいじいちゃんとひいばあちゃんにあげる」
摘みたての茶葉の先っぽを食べてみると……。
(小学生)
「苦い!」
香川県によりますと、2023年の茶葉はおそ霜にあわなかったため順調に育っていて、濃い味を楽しめるということです。