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親子で防災を学ぶ「めざせ!こども防災マイスター」 クイズや非常食の試食体験 岡山【こつこつ防災】

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 防災の話題を伝える「こつこつ防災」です。岡山市で防災のイベントが開かれ、親子で防災クイズに挑戦したり、非常食の試食を体験したりしました。

 岡山市北区の「きらめきプラザ」で開かれた「めざせ!こども防災マイスター」です。岡山県男女共同参画推進センターが初めて開いたもので、2家族8人が参加しました。

(岡山県男女共同参画推進センター/三原保江 副参事)
「こども防災マイスターとうたったように、子どもが家族の中でリーダーシップをとって、もしもばらばらになった時の集合場所とか、何かの時に落ち着いて考えられる、そういった子どもたちを育てていきたい」

 今回、家族で体験するのは「アルファ米」の試食と「防災クイズ」です。

 まずは非常用保存食として市販されているアルファ米にお湯を注ぎます。アルファ米のわかめご飯はお湯の場合は15分、水でも60分ほどで食べられるようになります。

 アルファ米ができあがるまでの間、親子で防災クイズに挑戦しました。

 「非常食の備蓄量の目安」や「飲料水の保存方法」など全部で10問のクイズがあり、親子で防災について学びました。

(参加した子どもは―)
「クイズをやって楽しかった」
「非常食とかいろんなクイズだとか難しかった」

 できあがったわかめご飯は1袋でお茶碗約2杯分(260g)あります。防災を身近に感じるとともに「味の好み」などの確認ができるので、備えのヒントにもなります。

(参加した人は―)
「防災食って食べたことがなかったんですけど、意外とおいしいなっていうふうに感じました。子どもが一緒に何かできるイベントがあれば助かります」
「(クイズで)保存食が3日でいいと言われてたのが、1週間だというのがちょっと衝撃的でしたね。新しい情報が入ってきていないということがよくわかりました」

 子どもたちには学んだ記念として「こども防災マイスター」の缶バッジがプレゼントされました。

(岡山県男女共同参画推進センター/三原保江 副参事)
「家族で防災のことを考えていただきたい。そのためのきっかけにしていただきたいというふうに思いました。参加してくれた子どもたちは、地域や学校の避難訓練で活躍してほしい。8月3日にも同様の催しを企画しておりますので、この企画に参加していただけたらと思います」

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